Village Person  Vol.2 Naoko Sakaino


「くらし」と「はたらく」を近くに

空の広さに惹かれ淡路島に通ううちに、いつかここで暮らしたい、と思うようになっていた私が、ノマド村を初めて訪れたのは「淡路島」「移住」のキーワードでみつけた「はたらくカタチ研究島」のオープニングイベントでした。

その後、2013年夏に淡路島へ移り住み、この春、この場所で「キクハナ」をスタートすることになる種は、その時にそっと蒔かれたのかもしれません。

 

キクハナ Life&Work

 

移住して「くらし」をはじめた私を待っていたのは、島の恵みの豊かさに追われるように過ごす毎日でした。
新鮮な食材をシンプルに調理していただく。つくるひとが見える食材は無駄なく丸ごといただく。食べきれない恵みは保存食に。

 

 

そんな日々は思いのほか忙しく、思い描いていた「のんびりした暮らし」とは違ったけど、季節や暦とともにある暮らしのなかの働きは、心にも体にもすんなりと馴染んでいくような優しさがあります。長い年月をかけて人が営んできた暮らしの中の働きは、私たちの体のどこかずっと奥の方に、そっと息づいているのかもしれません。

「くらし」と「はたらく」。別々のものとして語られがちなコトバだけど、本来、もっと近いものなのではないか。そんなテーマをこのノマド村で交わしながら、種から出たばかりの芽を育てていきたいと思っています。

 

堺野 菜穂子 
Naoko Sakaino
「キクハナ」Life & Work運営。
暮らしのなかの働く道具からひとと営みをつなぐShop「キクハナ」店主。
双子の四国犬ミックスと、海と朝日を眺めながらの散歩が一番大切な時間。横浜育ち淡路島好き。